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L'HIRONDELLE DE FAUGERES AOC Saint-Emilion Grand Cru, Rouge /リロンデル・ド・フォジェール(サンテミリオン・グラン・クリュ) 赤 2011 |
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*ワイン名:リロンデル・ド・フォジェール *原産国/地方:フランス/ボルドー地方 *原産地呼称:AOC サンテミリオン・ グラン・クリュ
*ブドウ品種:メルロー100%*栽培面積:37ヘクタール *平均樹齢:20年 *土壌:石灰岩、粘土石灰質土壌 |
オーナーは、元々従業員8人の会社をスイス最大の香水メーカーにした凄腕経営者、シルヴィオ・デンツ。現在自ら設立したフレグランスの“Art&Fragrance”の社長、また趣味が高じて買収した高級クリスタルグラスメーカー“ラリック”のオーナーも勤める。ワイン愛好家でもある彼が、そのマネージメント力と先見の目を持って、ボルドーで5つのシャトー購入。まず、友人であるラ・モンドット、カノン・ラ・ガフリエールのオーナー、ステファン・フォン・ナイペルグ伯爵の勧めで、2005年にシャトー・フォジェール、カップ・ド・フォジェール、ペビ・フォジェールを購入。2007年にはポムロールのシャトー・シャンブランをジャン・フィリップ・ジャヌイクスから買収した。さらに、2010年からピングスを造り出したピーター・シセックとシャトー・ロイシュロンを共同経営している。
コンサルタントにはミシェル・ロランを起用。デンツの投資と経営力により、彼の持つシャトーはめきめきと成長。事実、彼が所有する2つのサンテミリオンのシャトー(ペビ・フォジェールとシャトー・フォジェール)は、2012年にグラン・クリュ・クラッセに昇格した。またデンツの所有するシャトーはどれも軒並みWA90点以上を獲得する安定した実力を持つシャトーとなった。 そんなデンツの所有するシャトー・フォジェールが新たに手掛けたメルロー100%の“リロンデル・ド・フォジェール”が日本初入荷しました。シャトー・フォジェールの2011年物はWA91-93点、WS90-93点を獲得しており、サードワインの“リロンデル・ド・フォジェール”の同ヴィンテージも期待できます! *シャトー・フォジェールについて: 1823年にEsquissaud家がシャトー・フォジェールとシャトー・ペビ・フォジェールを取得。1987年ピエール=ベルナール・ギゼ氏が妻コリーヌと共に継承。2005年にスイス人起業家のSilvio Denz/シルヴィオ・デンツが買収。コンサルはミシェル・ロラン。2012年シャトー・フォジェールはサンテミリオン・グラン・クリュ・クラッセに格付け。“リロンデル”はフランス語でツバメを表す。 *栽培・醸造: すきで耕作。ダブル・ギョヨー式。除葉とグリーン・ハーヴェストを実施。収穫は手摘み。 低温発酵、温度調整付きのオークバレルで3週間のキュヴェゾンを実施。フレンチバリックで12ヶ月熟成。新樽比率は20%で、残りは“シャトー・フォジェール”の前年ヴィンテージに使用した樽で熟成。 *コメント: デリケートで生き生きしたブーケ。熟れたレッド、ブラックフルーツのアロマ。オークに縁取られたスパイスの香り。フレッシュでフルーティー。シルキーなタンニンが感じられる。全体的に調和が取れていてフィニッシュはフレッシュ。 |