Chateau Samion AOC Lalande de Pomerol, Rouge
シャトー・サミオン(ラランド・ド・ポムロール) 赤
*ワイン名:シャトー・サミオン 赤
*原産国/地方:フランス/ボルドー地方
*原産地呼称:AOC ラランド
・ド・ポムロール
*ブドウ品種:メルロー100%
 ジャン・クロード・ベルエがラランド・ド・ポムロールに所有するわずか0.8haのシャトー。アペラションの東寄りに位置するこのシャトーは、ラランド・ド・ポムロールの中で最も高い場所に位置し、ペトリュスと同じ粘土質土壌という絶好のテロワールを享受している。畑では平均樹齢35-50年のヴィエイユ・ヴィーニュ(一部は樹齢100年に達する)のメルローのみを栽培。植樹比率は1ヘクタール当たり6,500本であるため、0.8ヘクタールの畑に実際に植樹されている葡萄樹の数は約5,200本。生産量が3,600本であるため、1本のワインを造るのに約1.4本のブドウ樹が使われている。

*醸造
 ブドウは手摘みで収穫後、ペトリュスやトロタノワと同じく内部コーティングしていない小さなコンクリート・タンクで6日間発酵。発酵温度は17-29度。果実味を最大限に残すように、過剰な抽出は行わない。マロラクティック発酵が終了後、バリック(新樽比率15%)で18ヶ月熟成。6回の澱引きの後アッサンブラージュを行い、卵白で清澄、濾過後に瓶詰め。企業秘密であるため公表されていないが、熟成にはペトリュスの醸造に用いられたバリックが使用されていると想像される。これぞペトリュス醸造長の造るプライベート・ペトリュスと呼べる究極のメルロー・ワイン!

*コメント
 深いガーネット色の輝くローブ。ヒヤシンスやチェリー、木イチゴなどを思わせる複雑でとても個性的な香り。絹のように豊満で、心地良いタンニンに支えられた力強い味わい。そして、とても良く調和の取れたフィニッシュがある。この素晴らしいワインは3-5年は寝かせた方が良いでしょう。

『ルヴュ・ド・ヴァン・ド・フランス 2021年版』
 2017年、サミオンは完全に霜被害に見舞われた。2016年物は複雑さが増した。香りは本質的に引き締まっており、黒い果実の複雑なノートを伴う黒鉛のタッチが放たれる。樽香はワイン全体に気品をもたらしている。味わいは口の中にとどまり、タンニンが愛撫するようだ。  ★ク・ド・クール(2016VT)