Pouilly-Fuisse Le Clos AOC, Blanc /プイィ・フュイッセ ル・クロ 白 モノポール |
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*ワイン名:プイィ・フュイッセ ル・クロ 白 モノポール
*原産国/地方:フランス/ブルゴーニュ地方*格付け:AOC *ブドウ品種:シャルドネ |
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*テロワール: シャトーのすぐ後ろの壁に囲まれた区画。土壌は深い粘土質で、南と南東側に面している。畑はシャルドネのみが植樹され、平均樹齢は45年を超える。 *醸造: 発酵は樽で行い、シャトーの下の冷涼なセラーで12ヶ月間熟成する。使用される樽のうち80%は新樽。清澄後、ボトリング。 *コメント: グリーンのヒントを含む、澄んだ淡い黄色。良質な壮麗さがある。トーストしたパン、新鮮なアーモンドのアロマとバターのヒントがある。フィネスが豊富にあり、優雅で、白い花とミネラル香が感じられる。非常に良質で、凝縮感と濃縮感があり、パワフル、そして美しい複雑みがある。熟し、酸味がある。 *評価: デカンター主催『トップ・マコネー2020』 フュイッセ村中心部の、斜面上部に位置する石灰質の粘土と泥灰土の畑で栽培されたブドウ樹由来。最も古いブドウの木は1920年代に植えられていて、その平均年齢は60年。シュール・リーで樽熟成され、2週間ごとにかき混ぜる。豊潤で、ハチミツの香りやフローラルなノートがあり、熟したリンゴやパイナップルのような果実味もある。テクスチャーは非常に濃密で余韻も長い。この地域では模範的なワインで、非常に伝統的なスタイル。 トップ・スコアリングの1つに選出&93点獲得(評価:2020年物) 『ワイン・エンスージアスト』 シャトー・ド・フュイッセの真後ろにある、壁に囲まれた小さなブドウ園が由来のこのワインは、アペラシオンの豊かさと骨格が表現されている。強いミネラルの要素をもち、マンゴーとアプリコットのフレーバーによって豊かさを与えられている。フルーティーさがエキゾチックで率直なワイン。 94点&セラー・セレクション(評価:2016年物) 『ワイン・アドヴォケイト』 マイヤーレモン、オレンジの花、かすかなムスクピーチ、ハチの巣、小麦のトーストのアロマが2016年物を現している。フルボディで多角的で、物凄い深みと凝縮した芯。汁気の多い酸がバランスをとり、長く香り高い余韻に終わる。ブリュレと近いスケールだが、より凝縮するとともによりコントロールされていて、シャトー・フュイッセの造るワインの中で最もエレガントだ。 93点(評価:2016年物) 『ヴィノス』 (モノポールのル・クロはレ・ブリュレとレ・ペリエール同様シャトーとワイナリーを取り囲んでいる。やや離れた北東向きのコンベットは粘板岩の1級区画。オークバレル(新樽80%)でしっかり熟成される。)明るいイエロー。桃のジューシーなアロマに、オレンジの皮、スパイス、バニラの樽香。詰め込まれた凝縮感、まろやかで上質。非常に熟れて、核果実の凝縮したフレーバーとミネラル、アーモンド・バターに花の香りがさらにひと吹き。複雑味は今がベスト。塩味が増す余韻は長い。当主ヴァンサンによると、標高の低い土地は粘土質、標高がさらに上がると泥灰土、トップでは石灰質。2016年の収穫量は25hL/ha。 (91-93)点(評価:2016年物) |