Gigondas Grande Reserve AOC, Rouge/ジゴンダス“グランド・レゼルヴ” 赤
■ワイン名:ジゴンダス“グランド・レゼルヴ” 赤
■原産国/地方:フランス/ローヌ地方
■原産地呼称:ジゴンダス(AOC)
■ブドウ品種:グルッナシュ70%、シラー30%
■平均樹齢:55年
■収量:1ヘクタール当り20ヘクトリットル
■生産本数:20,000本
■テロワール:ローヌ川右岸(ガール県)のローダン村とエステザルグ村の崩れた石灰と赤い粘土の丘陵。

■醸造:100%除梗したブドウをセメントタンクで10日間、28℃で発酵させる。その間ルモンタージュは1日1回施す。シャプタリザションは行わない。マセレーションの期間は40日間。空気圧圧搾機で圧搾し、80%は大樽(古樽)、20%は新樽バリック(ベルトミュー社のもので、樽材はフランス産、焼き加減はヘビー)で24ヶ月間、シュール・リーで熟成。澱引き、清澄、ろ過は行わず、2007年4月3日に瓶詰め。

■コメント:色は暗く深みがある。果実の複雑さで強い香りがする。口の中で絹のような滑らかなプルーンやジャムを思わせ、赤いベリーの繊細なアロマ、ブラックベリ・ジャム、ローリエ、皮革の強くコクのある香りは最後に香辛料や胡椒を感じさせる。サービスはデカンタージュして少し時間をおいた後、17度で。

■各誌の評価
◆『インターナショナル・ワイン・セラー』(2007年1-2月)
ジゴンダス"グランド・レゼルヴ" 赤 2004 91点

暗い赤の色調。強烈なアジアの香辛料が明るい赤色の果物のアロマを強調し、空気に触れると微かにラベンダーのノートが現れる。なめらかで鮮明で、明るい赤色のベリーのフレーヴァーや口当たりのいいタンニン、穏やかな質のカンゾウを伴う。