Chianti Classico DOCG, Rosso/キァンティ・クラッシコ DOCG 赤
*ワイン名:キァンティ・クラッシコ DOCG 赤
*原産国/地方:イタリア/トスカーナ州
*原産地呼称:DOCG キァンティ・クラッシコ
*ブドウ品種:サンジョヴェーゼ100%
*畑の位置:標高240-270メートル
/南西向き/斜度30-40%
*土壌:小石混じりの粘土石灰質土壌
*植樹面積:2ヘクタール
*植樹比率:1ヘクタール当り4,000本
*植樹年:1987年、1992年
*仕立て方法:グイヨ
*収量:1ヘクタール当り45ヘクトリットル

*醸造
 手摘みで収穫したブドウを除梗・破砕、野生酵母のみでアルコール発酵。発酵はセメント樽で7-10日間(22-30度)。その後15-20日間のマセレーション。この間のルモンタージュは、最初の2日間は1日に3回、その後1日に2回施す。最大で5%のプレス・ワイン(最大5%)がフリーラン・ワインに加えられる。ワインは25ヘクトリットルのオークの大樽(85%)とサンソー社のミディアム・トーストされたアリエ産バリック(15%)で12ヶ月熟成。澱引きはマロラクティック発酵後、翌年の春と秋に各1度ずつ行われる。瓶詰め2-3ヶ月前にブレンド。卵白を用いて清澄を行い、無濾過で瓶詰め。最低3ヶ月セラーで寝かした後リリース。
*画像(左上):アルコール発酵の際に使用するセメント製の樽


*コメント
 濃いルビー色。熟した果実やスパイスの香り。しっかりとしたタンニンと骨格を持ち合わせている。ローストした肉料理との相性は抜群。サービスは16-18度で。

*各誌の評価
『ワイン・エンスージアスト 2014年4月号』
 ★トップ・キァンティに選出/92点獲得
(評価:2011VT)
・・・サンジョヴェーゼ100%のおいしいワイン。肉料理と合わせると、地中海のハーブや、ワイルド・チェリーの凝縮したフレグランスが広がる。果汁たっぷりのフレーバーは上品なタンニンと白胡椒、シナモン、チョウジのノートによって強調される。


↑ 熟成用のオークの大樽(25ヘクトリットル)と、サンソー社製アリエ産バリック ↑