Brunello di Montalcino DOCG, Rosso
/ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 赤
*ワイン名:ブルネッロ・ディ
・モンタルチーノ 赤
*原産国/地方:イタリア/トスカーナ州
*原産地呼称:DOCG ブルネッロ
・ディ・モンタルチーノ
*ブドウ品種:サンジョヴェーゼ100%
*醸造: 9月下旬から10月上旬に手摘みで収穫した果実を選別、除梗の後、24時間低温マセレーションを施す。発酵は自然酵母を用い、21-27度に温度管理した小さなステンレス・タンクで16日間。発酵の序盤と終盤に手作業による櫂入れ(1日4-5回)を行い、中盤はルモンタージュ(1日3-4回)を実施。圧搾はMori社のバスケット型圧搾機で行う。5%までプレス・ワインをブレンド。

*熟成: フランス・アリエ産の容量500gの樽(新樽10%)で42ヶ月熟成。樽はカリフォルニア・カルトのコルギンやタンタラが採用するレモンド社製のオーク(ミディアム・トースト)を使用。清澄やフィルタリングは行わず、澱引きも必要な場合に限り行う。瓶内熟成18ヶ月以上。

*評価
◆『ワイン・スペクテーター』
 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2017  93/100点

イチゴ、チェリー、ローズ、ミネラルのアロマとフレーバーが顕著な、生き生きとしたエレガントなヴィンテージ。 長く続くフルーティーな余韻の中で、より無駄のない、凝縮した味わいに変化していく。 豊かなストラクチャーがあり、美しく成長するだろう。2024年から2040年にかけて飲み頃を迎える。

◆『ジェームス・サックリング』
 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2017  93/100点

 チェリーやベリーの個性に、フローラルなニュアンスが加わった、フローラルでフレッシュな赤。 ラベンダーや白檀も感じられる。ミディアムボディで、しっかりした味わいとフレッシュさがある。見事でクリーンである。有機栽培のブドウに由来。

◆『ファルスタッフ』
 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2017  93/100点

鮮やかなルビーレッド。熟したラズベリーやイチゴ、上品な木、バニラシュガー、ミルクチョコレートの美しい香り。 口中のクリーミーな艶やかさは、ボリューム感のある赤いベリーを表現し、コンパクトで調和がとれており、 フィニッシュには調和された酸味と繊細で滑らかなタンニンを感じる。

◆『デカンター』
 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2017  91/100点

地中海の木々に囲まれ、海風が吹き抜けるマテの7ヘクタールの土地は、タヴァルネッレ地区の標高320〜410メートルに位置している。 このブルネッロは、500リットルと4,000リットルのフレンチ・オーク樽を組み合わせて熟成される。 2017年はチェリー、野イチゴ、ミントのアロマとともにトースティーな香りが漂う。艶やかな果実味はなめらかなタンニンに包まれ、 凝縮された鋭い酸が演出し、塩漬け甘草のノートで締めくくられる。2023年〜2028年が飲み頃。

◆『ヴィノス』
 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2017  90/100点