Orto Vino da Tavola, Bianco/オルト(ヴィノ・ダ・ターヴォラ) 白 2016
*ワイン名:オルト
*原産国/地方:イタリア/ヴェネト州
*原産地呼称:ヴィノ・ダ・ターヴォラ
*ブドウ品種:マルヴァジア・イストリアーナ50%,
ヴェルメンティーノ40%,フィアーノ10%
*収量:1ヘクタールあたり35ヘクトリットル
*平均樹齢:16年(2019年8月)
*醸造
 ラグーンのエコシステムがフィロキセラを寄せ付けないという判断の下,ブドウは接木せずに植樹。除草剤や化学肥料を一切使用せず栽培したブドウを9月中旬に手摘みで収穫。醸造はシンプルかつ自然。トゥールーズ自身樽を嫌っており,18度に設定したステンレス・タンクで33日間の発酵(MLFなし)を行った後,引き続きステンレス・タンクで7-8ヶ月熟成。収穫の翌年の6月に瓶詰め,4年間瓶内熟成。

 イエローの色調が強い麦藁色。極めて高いミネラル感,島の潮風を彷彿させる塩味,そしてハーブやドライ・フラワーのノート。豊潤なスタイルで,塩味,酸味,甘味が絶妙なバランスを醸し出している。凝縮感があり,深みのある熟成型の白ワイン。

 ちなみにファースト・ヴィンテージは2006年だが,実際に販売が開始されたのは2007年物から。生産本数は18,000本。すでに,アンヌ=ソフィー・ピックやアラン・デュカスといったフランスのグラン・シェフを虜にしている。

ヴィノス(2019年6月) ★91点(評価:2016VT)
鮮やかなゴールデン・イエロー。リンゴや桃,生姜の深遠な香りとフレーバー,強烈でアロマティックなハーブのノートがある。最初は爽やかで上品,次に熟れて粘性を伴う馥郁とした香りとなり,余韻があり上品でリッチなフィニッシュへと続く。ミネラル感がありクリスピーな過去のヴィンテージよりも,はるかに熟れていて,香りも良く,オイリーだ。凝縮感があり,深遠なワインであることは疑いない。

ヴィノス ★91点(評価:2010VT)
イカ墨のパスタの凝縮した塩味とオルト・ディ・ヴェネツィア 2010VTの深みのあるリッチな塩味は,この世のものとは思えないほど良く合う。このユニークなワインはヴェネツィアのサンテラズモ島に移住したフランス人のミシェル・トゥルーズが手がける。マルヴァジア・イストリアーナ60%,ヴェルメンティーノ30%,フィアーノ10%のブレンドで,極めて高いミネラル感,ハーブのニュアンスを持ち,クラシックでドライ。

『ガンベロ・ロッソ 2014年版』 ★ドゥエ・ビッキエーリ点(評価:2010VT)

『ガンベロ・ロッソ 2013年版』 ★ドゥエ・ビッキエーリ点(評価:2009VT)

『エスプレッソ』 ★16/20点(評価:2011VT)