HOME >> 生産者情報 >> ローズデール・ワインズ/キャット・アモングスト・ザ・ピジョンズ(オーストラリア/バロッサヴァレー) 





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バロッサ・ヴァレー
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キャット・アモングスト
・ザ・ピジョンズ
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ネコたちの生まれ故郷
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マスコット・キャット
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最新技術を用い,
自然に任せたブドウ栽培
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キャット・アモングスト・
ザ・ピジョンズのワイン
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掲載記事
マスコット・キャット“ゴグルス”
ネコたちの生まれ故郷

 バロッサ・ヴァレーの西部に広がる畑は大きく北と南に分けることができます。北の畑は灰色と茶色の粘土質土壌のゴマーサル平野/Gomersal Plainsから深くもろい赤茶色のアルカリ土壌のセッペルツフィールド/Seppeltsfield,そして深くもろい赤茶色のグリーノック/Greenockに広がっています。南の畑はリンドック/Lyndochの北西の灰色と茶色の重い土からローズデイル/Rosedaleのテラロッサ(赤茶色の土壌)まで多様なテロワールを備えています。キャット・アモングスト・ザ・ピジョンズは,これらの畑の最上の果実をブレンドして造られています。
※右上画像をクリックすると,バロッサ・ヴァレーの地図(別ウィンドウ)をご覧いただけます。
マスコット・キャット

 《キャット・アモングスト・ザ・ピジョンズ》という慣用句をブランド名に採用し,ワインにもそれぞれネコに関連した名称をつけるローズデイル・ワインズには,もちろんネコ好きが集まっています。ローズデイルの発足人の1人,クリス・ガラー氏は無類のネコ好きで,彼の愛ネコ“ゴグルス”(画像左)がラベルのネコのモデルとなり,《キャット・アモングスト・ザ・ピジョンズ》のマスコット・キャットとなっています。
チーフ・ワインメーカー,マット・レイノルズ

 チーフ・ワインメーカーのマット・レイノルズ/Matt REYNOLDSは,ワインに導かれた人生を送っています。ワイン・コレクターの父親を持ち,子供のころからワインのある生活に慣れ親しんできたレイノルズは,アデレードの大学でサイエンスを勉強していたころ,バーやレストランでアルバイトとして働き,人と関わる仕事の楽しさを覚えると同時に,ワインや食への興味を深めていきました。その後,ダーウィン,コフス・ハーバー,ケアンズなどの観光地で2年半接客業に就きましたが,ワイン造りへの夢を捨てきれず,1999年アデレードで勉強を始めることにしました。大学2年目にレイノルズはマクラーレン・ヴェールのケイ・ブラザーズ・アメリー・ワイナリー/Kay Brothers Amery Wineryでインターンシップを始めます。そして最終学年の2002年にはリースリングの名手,クレア・ヴァレーのグロセット・ワインズ/Grosset Winesで大きな経験を積むことになります。グロセット・ワインズの当主,ジェフ・グロセットはオーストラリアを代表するエノロジストの1人で,1999年には本場ドイツで開催された“リースリング・サミット”で<リースリング・オブ・ザ・イヤー>を獲得した偉大な生産者です。そこでレイノルズはジェフ・グロセットのワインにかける情熱をその目で確かめ,白ワイン造りへの理解を深めたと言います。卒業後,ケイ・ブラザーズ・アメリー・ワイナリーに戻り,アシスタント・ワインメーカーとしてより深い経験を積んだレイノルズは,2005年,ケレルメイスター・ワインズ/トレヴァー・ジョーンズ/Kellermeister Wines, Trevor Johnesにシニア・ワインメーカーとして迎えられます。トレヴァー・ジョーンズもまた,オーストラリアを代表するワイナリーの1つで,特にリキュールはパーカー100点満点を獲得するなど,とても多才な生産者として知られています。トレヴァー・ジョーンズでは,赤,白のスティル・ワインからスパークリング,酒精強化ワイン,フレーヴァード・ワインまでさまざまなワインを手がけました。また,ここでペンフォールズ・グランジの元醸造長,ジョーン・デュヴァル/John Duvalとともに仕事をするという名誉ある機会にも恵まれました。このようにしてワインに導かれてきたレイノルズは,2009年1月よりローズデイル・ワインズのチーフ・ワインメーカーとなり,エノロジストとしてはもちろん,ヴィニュロンとして畑仕事に精を出しています。
最新技術を用い,自然に任せたブドウ栽培

 土地は広大で乾燥し,有機物が少ないことから,畝の間隔3メートル,ブドウ樹の間隔2メートル,1ヘクタールあたりの植樹本数は1,670本と,かなりのスペースを取って植樹されています。成長期の降水量が限られているため,土中の湿気を最大限保たなければならない上,草との競争を避けるため,下草は生やしていません。ブドウ樹の成長期にはカバー・クロップ()を植え,春の終わりにそれを刈り取り,ブドウ樹の周りの有機物を増やしています。整枝法はコルドンと短梢剪定。畑では最新の技術や栽培法,土中のモイスチャー・モニタリング,そして最新の灌漑法を採用しています。最新技術ではいくつかの畝に一度に除草剤や防カビ剤を噴霧することができる装置を導入しており,化学物質の使用,土の圧縮,トラクターを利用する時間とその燃料を大きく減らすことができます。

 バロッサ・ヴァレー西の境界線にある生産地域は乾燥し,風が強いため,病害虫が発生する危険性は少ないといえます。ブドウ樹の成長期に注意深く病原体をモニタリングすることも行っており,バロッサ・ヴァインズの畑での防カビ剤の噴霧は最小限に抑えています。また,カバー・クロップを刈り取る時期に,剪定し落とした梢を機械で粉砕し,ブドウ樹の根元に寄せ,マルチングを行っています。マルチングとカバー・クロップの結果,有機物が増え,土に層を形成し,灌漑の必要も減ることになります。収量についてはグリーン・ハーヴェストなどを行わず,すべて自然に任せています。土に養分がなく,乾燥していることから,ブドウ樹が育むことのできる果実には限りがあるといいます。しかし,このように限られたテロワールながら,ブドウ樹は病害虫の影響が少ないこともあり,1本あたり3.6キログラムもの健康な果実を実らせます。

*カバー・クロップ:土壌浸食防止,景観の向上,雑草の抑制などを目的として,農作物を栽培していない時期に露出する地表面を覆うために栽培される作物をさす。ライグラスなどの牧草類,大麦などの麦類,れんげなどのマメ科植物が,それぞれの生育,栽培特性に応じて,さまざまな場面で活用されている。

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