Le Val Cornet Brut, Blanc/ル・ヴァル・コルネ“ブリュット” <辛口> 白 NV
*ワイン名:ル・ヴァル・コルネ
“ブリュット” <辛口> NV
*原産国/地方:フランス/シャンパーニュ地方
*原産地呼称:AOC シャンパーニュ
*ブドウ品種:ピノ・ノワール50%,ピノ・ムニエ50%
 ヴィンテージ表記はないが,単一クリマ“ル・ヴァル・コルネ”で栽培された2009年の収穫ブドウ100%で醸したブラン・ド・ノワール。リザーヴ・ワインを一切加えない純粋なミレジメ物(ただし,瓶内熟成期間が36ヶ月に達していないので,ミレジメは表記できない)。ピノ・ムニエは容量350リットルのバリックで樽発酵・樽熟成を行い,ピノ・ノワールはステンレス・タンクで発酵と熟成を行う。瓶内熟成に移る前にシュール・リーの状態で定期的にバトナージュを行いながら8ヶ月間熟成。この間にマロラクティック発酵を完全に実施する。その後,24ヶ月瓶内熟成。門出のリキュールはドメーヌで収穫したブドウの糖分を添加。デゴルジュマンは2012年5月。総生産量6,500本。

 金色がかった黄色のローブ。エキゾチック・フルーツやスパイスのノートが感じられる複雑で凝縮した香り。力強いアタックに続く口中は,がっちりした構造でありながら,完全なしなやかさも備えている。余韻はとても長く,エキゾチック・フルーツやブリオッシュ,ビスケット,ヴァニラを思わせるノートが感じられる。クリームようにしなやかなシャンパーニュ。

『ギッド・デ・シャンパーニュ・エ・デ・ゾートル・ビュル 2013年版』
★17/20点(3つ星半の評価)。《最も心に残る5本のシャンパーニュ》の1本に選出。

 すべてが強烈で生き生きしている。繊細で溢れんばかりの泡立ち,そしてナタリー・ファルメが手がける他のキュヴェよりもオゾン系の香りが感じられる。マティエール(素材)はエキゾチックな印象に加え,ココナッツやイエロー・フルーツ,ピンク・ペッパーなどスパイシーなアロマをもたらしている。数分間アエレーションしてみよう。泡立ちは穏やかになり,ピノ・ノワールのフルーティーさを伴う魅力的な熟成のノートが際立ってくる。シャンパーニュの南(コート・デ・ヴァール)で生まれた見事なクオリティを持つシャンパーニュは,樽とカンゾウの香りがより精妙に感じられるようになり,2012年版よりもさらに評価が高まった。