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Luberon Lieu-dit Coteau de l'Ara AOC, Rouge /リュベロン リュー・ディ"コトー・ド・ララ" 赤 |
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*ワイン名:リュベロン リュー・ディ“コトー・ド・ララ” 赤 *原産国/地方:フランス/コート・デュ・ローヌ地方 *原産地呼称:AOC リュベロン *ブドウ品種:グルナッシュ・ノワール45%, ムールヴェードル45%,シラー10%
*収量:1ヘクタール当たり17ヘクトリットル |
コトー・ド・ララ Coteau de l'Ara(=ララ丘陵)に位置する2つの区画(“ラムール・ド・デュー L'Amour de dieu”と“ララ L'Ara”)で栽培されたブドウのみを用いて醸造。(2011年物は)9/22-23に手摘みで収穫したブドウを徹底的に選別,最上の果実のみを使う。100%除梗した後,数日間(4-7日間)低温マセレーションを施す。その後,セメント製の発酵槽で発酵。発酵温度は28度で,発酵期間は3週間。この間,櫂入れとデレスタージュを1日1回行う。発酵終了後,果皮浸漬を実施。発酵と果皮浸漬を含むキュヴェゾンの期間は3-4週間。11/4の「花の日」にグラヴィティ・システムで圧搾を行い,フリーラン・ワインのみをドゥミ・ミュイ(容量600リットル)の樽に入れ,マロラクティック発酵と熟成を行う。使用するドゥミ・ミュイの1/4は新樽,1/4は《南仏のロマネ・コンティ》と呼ばれるドメーヌ・ド・ラ・グランジュ・デ・ペール Domaine de la Grange des Peresの幻の白ワインの醸造に使用したスガン・モロー Seguin Moreau社製で,残りの1/2はドメーヌで使用したブルゴーニュのビヨン Billon社製のアリエ産とヴォージュ産オークのミディアム・ローストの樽。熟成はシュール・リーの状態で,2週間に1回定期的にバトナージュを行ないながら12ヶ月熟成させる。その後,セメントのタンクに移し,さらに27ヶ月熟成させる。アッサンブラージュは熟成の最初の段階で行う。熟成中,澱引きは一切行わず,無清澄・無濾過で瓶詰め。1.4ヘクタールの区画から17ヘクトリットルという低収量で醸造し,総生産量は2,640本(+マグナム250本)。
*コメント:
凝縮していて,フルーティーで,リュベロンとは思えないこの上ないフレッシュ感が複雑な香りとともに表現されている。巨大な口中と余韻は驚異的で,大成功作と言える。ワインは素晴らしいバランスと爽やかさを備え,カシスやブラック・チェリー,木イチゴ,甘草,マジパン,モカ,シダー,プロヴァンスの香草などの複雑な香りが,チョコレートとバルサミコのノートともに心地良く混じり合っている。 *ドメーヌのコメント: 長年の熟考の結果,誕生したキュヴェです。リュベロンのアペラシオンとして極めて個性的なワインを生み出す,いわばブルゴーニュのグラン・クリュと呼べる区画を選り抜き,ジャン=ルイ・シャーヴのエルミタージュ"キュヴェ・カトラン"のように最良作年に限り造ることにしました。潅木やカシスの風味にプロヴァンスの温かいニュアンスが混じり合ったモザイクのようなワイン。ストラクチャーは繊細かつビロードのようで,豊満で絹のようなこのワインのタンニンのフィネスを垣間見せてくれます。 写真(右)コトー・ド・ララ Coteau de l'Ara(=ララ丘陵)に 位置するララ L'Araの区画
『ワイン・アドヴォケイト 210号(2013年12月号)』に掲載のコメント オークの印象が強いが,厚みのあるフルーツも感じられる。リュベロン“コトー・ド・ララ”の2011年物は,グルナッシュ,ムールヴェードル,そしてシラーのブレンドによるキュヴェで,大樽とタンクで36ヶ月間熟成させる予定だ。ブラック・ラズベリーのニュアンスを伴う恰幅の良いヴァニラやグラファイト,焼けた土を思わせる香りを放ち,スタイリッシュでエレガントなこのミディアム・ボディのワインは,出色の深遠さと繊細なタンニン,そして見事なフィニッシュを披露する。ややオークが気になるところだが,一旦瓶詰めすれば落ち着くだろう。 ★87-89点 |
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