Brunello di Montalcino Prime Donne DOCG
/ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ プリメ・ドンネ DOCG 赤
*参考品*
■ワイン名:ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
プリメ・ドンネ DOCG 赤
■原産国/地方:イタリア/トスカーナ州
■原産地呼称:ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
(DOCG)
■ブドウ品種:サンジョヴェーゼ100%
■土壌:凝灰岩、粘土、小石を含む土壌。
海抜200m、南・南西向き
■栽培面積:90ヘクタール
■植樹密度:5,500本/ha
■植樹年:1970−1987年
■収穫:2001年9月20日−10月10日。
手摘み、厳しい選果を行う。
■総生産量:10,000本(ヴィンテージ2001)
■アルコール度数:14%
■醸造:15日間・平均28℃に厳密に管理された状態で発酵、リモンタージュとデレスタージュ(※)を行う。熟成は、最初の年は5-7hlの小樽、次に15hl、最後に30-40hlのオーク樽を使って熟成。フランス中央連山からの木で作られた新樽を主に使用。

■生産者より:樽の容量とタイプに関してサンプルで試飲を重ね、話し合った結果、このブルネッロにはバリックではなく、オークを用いての熟成を選択しました。

■各誌の評価:(ヴィンテージ2001)
2007年版 ヴェロネッリ ― トレ・ステッレ(★★★) 90点
『‘Donna del Vino’の異名を持つ、ドナテッラ・チネッリ・コロンビーニは粘土質土壌であるシエナのトレクァンダにあるファットリア・デル・コッレやモンタルチーノにあるイル・カサートの自社畑を丹精こめて世話している。アツィエンダのフラッグシップ商品は“イル・プリメドンネ”。これは4人の女性の味のエキスパート:イギリス人のワイン・マスター−モーリーン・アシュレー、イタリアとアメリカの血を引く輸入担当者−マリア・トンプソン、イタリアとドイツの血を引くエノテカ担当−アストリッド・シュワルツ、イタリア人のソムリエ−ダニエラ・スクロボーナ、の全て女性によって作り上げられた最初のブルネッロである。』

2007年版 ガンベロ・ロッソ ― トレ・ビッキエーリ(3グラス)
『ドナテッラ・チネッリ・コロンビーニのプロジェクトは今回サンプル提供されたこのワインでその価値を存分に証明した。ついに待ちに待った超一級品を届けてくれた。“ブルネッロ・プリメ・ドンネ 01”はトレ・ビッキエーリを獲得した。アツィエンダはこのワインを女性自身に捧げたことで女性の可能性を大いに信じ、そのブレンドはワインの世界で邁進する女性から専ら造られたものを試飲を重ねて評価した末に決められた。濃いルビー色で、アルコール分の奥にスミノミザクラやサクランボのジャムとブラック・ベリーの味わいを伴う鼻に抜ける深く馥郁とした澄んだ香りがある。バニラとバルサムのノートを伴う樽のバランスもとれている。味わいもすばらしく、良質な酸味とストラクチャーがある。タンニンはしっかりとしており、良い仕上がりで、既に心地よい苦味も同時にある。モダンなワインではあるが少しも奇をてらってはいない。ドナテッラの多大なる努力が成し遂げた価値ある超一級品である。』

2007年版 ルカ・マローニ  ― 86ポイント(内容の充実度:31点 バランス:28点 全体:27点)
『濃密でありながらわずかに透明感も感じさせる色。そのニュアンスのあるスミレ色が目に鮮やかに輝く。強烈なスパイスシーさと共に、果肉、ミント、甘さが炸裂した香り。ワインが花開いた時、清潔な新樽に由来する甘い果肉の香り、そのアルコールのパワーが頂点に達し、タンニンの丸みは濃厚でありながら過剰ではない。全ての元となっている果実に高品質な澄んだアロマと香りがある。瑞々しさと清涼感はこのワインを際立たせ、特徴づけている。スミノミザクラのようなこの香りは、この呼称に見合うと大いに評価できるワインであり、残念ながらそのようなワインはなかなか無いものだ。』

ワイン・アドヴォケイト168号/2006年12月  ― 89ポイント
『2001年ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・プリメ・ドンネは甘い樽香、チョコレート、ミネラルや非常に熟したダーク・フルーツを強く思わせる。非常に豊満で通常のものよりさらにストラクチャーがあり、ラストの温かみのあるノートと、口中に長く続く素晴らしい余韻もある。飲み頃は、2008-2018年。』

ワイン・エンスーシアスト/2007年2月  ― 92ポイント
『このワインは抑制された味わいに始まるが、その後現れる巨大さのヒントを感じることができる。クリーミーなエスプレッソ、チェリー、カンゾウ、そして熟したブラック・ベリーは瞬時に爆発し、アロマの強烈さが、優しさとハーモニーを失うことなく次第に巨大化する。このワインは硬く、ほこりっぽいタンニンとすばらしい後味を持つ、偉大で、衝撃的なブルネッロである。』



※デレスタージュについて
発酵中のタンクのなかから、1日に1回、果汁だけを抜き取り、タンクに果皮や種子のみを残して空気に触れさせ、1〜2時間後に果汁をタンクに戻す・・・という非常に手間の掛かる伝統的な醸造法。このデレスタージュによって、果皮や種子から円やかなタンニンが抽出され、それによって円やかな味わいがワインにもたらされる。