Blanc de Blancs Brut Diversite Grand Cru, Blanc
/ブラン・ド・ブラン ブリュット ディヴェルシテ グラン・クリュ 白・辛口 NV
*ワイン名:ブラン・ド・ブラン ブリュット 
ディヴェルシテ グラン・クリュ NV
*原産国/地方:フランス/シャンパーニュ地方
*原産地呼称:AOC シャンパーニュ
*ブドウ品種:シャルドネ100%
*サイズ:750ml, 375ml, 1500ml
*コメント
高いコスト・パフォーマンスで抜群の人気を誇るドメーヌのスタンダード・キュヴェ。アヴィーズとクラマン、シュイイ産のシャルドネ100%で、単一年の収穫葡萄65〜80%とリザーヴ・ワイン20〜35%(リザーヴ・ワインの5%は木製キューヴで1年間熟成させたもの)のアッサンブラージュ。ステンレスタンクで発酵後、シュール・リーの状態で8ヶ月熟成。マロラクティック発酵実施後、瓶内二次発酵で36〜41ヶ月の熟成を行う。ドザージュによって、ノン・ドゼ、ブリュット、セックの3種類のタイプがある。ブリュットはドザージュ10.4〜12g/L。

複雑で偉大なフィネスを持つキュヴェ。カットしたりんごや柑橘系、フルーツのコンフィなどのアロマ。味わいはパワフルで、新鮮なグレープフルーツのアロマを伴う。また、非常に余韻が長い。

『ワイン・アドヴォケイト 248(2020年5月1日)号』
2015年の収穫ブドウに由来(65%)。レモン・オイルや青りんご、柑橘類のコンフィやペストリー・クリーム、トーストしたアーモンドのアロマ。味わいはミディアムからフル・ボディ。リッチでテクスチャーがあり、芳醇でグルマンなワイン。熟れた酸にまみれていて、フルーツの官能の核心に迫る。大胆で魅力的で心地よい。    ★90/100点

★世界シャルドネ・コンクール 2020 金賞
★コンクール・フェミナリーズ 2016 銀賞
★エル・ア・ターブル 2015 金賞


『ヴィノス 2017年12月版』
凝縮感がたっぷりなのがカロの特徴だが、リリースして直ぐに楽しめるような近づきやすさが、やや感じられるスタイル。恰幅が良くパワフルでものすごい持久力を持つこのブラン・ド・ブランは、支柱となる骨格のバネとなるアヴィーズの筋肉を十分に表現している。ドザージュがやや高めに感じられるが、それはここでは小言だ。  ★91/100点

『レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス』
コート・デ・ブランの著名なグラン・クリュの村、アヴィーズに本拠を置くピエール・カロは、フレッシュでアペリティフに相応しい傑出したブラン・ド・ブランの造り手。カロは繊細で明確なワインとともに、ここ数年で大きく進歩した。特筆すべきは単一クリマから造られる高級キュヴェ“クロ・ジャカン”。テロワールの表現をさらに崇高なものとするために、クリュッグ・スタイルの熟成方が相応しいシャンパーニュである。カロのシャンパーニュはどれも均一で高い品質。“クロ・ジャカン”は高級だが、驚くほど濃密。傑出したスタンダードのキュヴェは、逆にとても手頃な価格。

『ワイン・スペクテーター 2016年10月31日版』
熟れた黄桃とメロンが全面に出たジューシーな味わいの垂涎のシャンパーニュ。さらにチョークの繊細なノートへと続き、ジンジャーのベースに甘いレモン・ピールがレースを思わせる余韻を醸し出している。  ★90/100点

『ワイン・スペクテーター 2016年10月31日版』
熟れた黄桃とメロンが全面に出たジューシーな味わいの垂涎のシャンパーニュ。さらにチョークの繊細なノートへと続き、ジンジャーをベースに甘いレモン・ピールがレースのような余韻をもたらす。  ★90/100点

『ワイン・スペクテーター 2015年10月15日版』
明るいグリーンがかったイエロー。熟れた桃とネクタリンのアロマが、レモンの皮と石灰質のミネラル・ノートに持ち上げられる。スムーズに継ぎ目なく広がり、ジューシーな果実とメロンのフレーヴァーにスイカズラのヒントが現れる。長く続く余韻はよりミネラル感が強く引き締まり、パワフルでスパイシーな粘性が続く。ブドウの95%がアヴィーズ産。クラマンとシュイイ産によってバランスで調整している。  ★91/100点

コンクール・エル・ア・ターブル2015年 & 世界シャルドネ・コンクール2015年金賞獲得

『ヴィノス 2015年1月版』
クリーミーなテクスチャー。派手で豪華ともいえるこの垂涎もののブラン・ド・ブランは、黄桃、ローストしたアーモンド、レモン・パフェ、砂糖漬けのグレープフルーツ・ピールが、ミネラルの余韻に美味くつなぎあわされている。今から2020年まで楽しめる。  ★91/100点

『ル・クラスマン』に掲載のピエール・カロ・エ・フィスのコメント
・・・コート・デ・ブランの著名なグラン・クリュの村アヴィーズに本拠を置くピエール・カロは、フレッシュでアペリティフに相応しい傑出したブラン・ド・ブランの造り手。カロは、繊細で明確なワインとともに、ここ数年で大きく進歩した。特筆すべきは、単一クリマから造られる高級キュヴェ“クロ・ジャカン”だ。テロワールの表現をさらに崇高なものとするために、クリュッグ・スタイルの熟成法が相応しいシャンパーニュである。カロのシャンパーニュはいずれも均一で高い品質を誇る。“クロ・ジャカン”は高級だが、驚くほど濃密。傑出したスタンダードのキュヴェは、逆にとても手頃な価格だ。