HOME >> 生産者情報 >> クロ・ド・ラ・バルタサッド(フランス/ラングドック地方) 

↓INDEX↓
ドメーヌの概要
--------------------
栽培
--------------------
醸造
--------------------
所有区画の詳細
--------------------
各キュヴェの詳細
--------------------
インタビュー
--------------------
プレス掲載誌
--------------------
ヴィンテージについて
--------------------

出水商事(以下IZM): 二人の出身地はどこですか?

ギョームGuillaume(以下G):
ノルマンディーに生まれ,ブルターニュ,パリ,ブルゴーニュに住みました。

エレーヌHelene(以下H):
ノルマンディーです。

IZM:二人の出会いは?

G&H:
ノルマンディー地方のカーンCaenで出会い,2001年に結婚しました。

IZM:経歴,修行先で習得した技術について聞かせて下さい。

G:私はプス・ドールPousse d'Or(2011年),ドミニク・ドゥランDominique Derain(2012年),ドメーヌ・ド・トレヴァロンDomaine de Trevallon(2013年)で修行をし,2012年にブルゴーニュ大学ワイン・ブドウ研究所(IUVV)でBTS(ワイン醸造士),2012〜2013年にディジョンでDTO(醸造学技術認定証)を取得しました。 ブルゴーニュでは,厳格な葡萄栽培を習いました。トレヴァロンでは特にSo2を使用せず全房発酵(Vendanges entieres)※で長期熟成する技術を習いました。

※全房発酵は,除梗せず梗をつけたまま発酵を行う方法で,フランス・ブルゴーニュ地方では伝統的に用いられてきた技術。全房発酵を行う代表的ドメーヌとして,ドメーヌ・ラ・ロマネ・コンティなどが挙げられる。

H:シルヴァン・パタイユSylvain Pataille(2013年)で修行,2013〜2014年ディジョンでDTO(醸造学技術認定証)を取得しました。シルヴァン・パタイユではSo2不使用,長期熟成の醸造方法を習得しました。

IZM:2014年がファースト・ヴィンテージですがドメーヌをスタートするにあたって,
ラングドックの地を選んだ理由を教えてください。

G:ドメーヌを設立したのは2013年の末です。私達が4区画の葡萄園を購入した時です。もともと,テラス・デュ・ラルザックに拠点を置きたいと思っていました。というのも,この地では素晴らしいクオリティーのワインが沢山作られているからです。 マ・ジュリアンMas Jullien,ラ・グランジュ・デ・ペールla Grange des Peres,モンカルメMontcalmes,ドメーヌ・ドーピアックDomaine d'Aupihacなどこの15年でテロワールのもつ莫大なポテンシャルが分かりました。


IZM:現在ビオロジック栽培を実践されていますが,ビオディナミに転向する予定がありますか?

G:すでに部分的にビオディナミを取り入れています。しかし完全なビオディナミを実践するには,水晶とイラクサの調合剤など,用意に時間が必要です。2016年からビオディナミの堆肥を使う予定でいます。アンテルセップ(垣根の列の隣同士に並ぶ樹と樹の間の耕作)と耕耘は年に2〜3回機械で行っています。

IZM:醸造哲学を聞かせて下さい。

G:人的介入を最小限にし,部分的に除梗(25〜70%)を実施。生産するワインの90%はSo2不使用。完全に熟した葡萄を区画ごとのミクロ醸造を施し,So2を用いずに除梗。圧搾,前清澄,発酵槽への注入は全てグラヴィティ・システムで重力に逆らわずに行なうことで,シルキーなタンニンが得られるのです。また,2015ヴィンテージからは一部に卵型のコンクリートタンクを熟成に使っています。これはワイン,特にシラーやムールヴェードルにクリーミーなテクスチャーを与え,木の香りを残さないので,アッサンブラージュの観点からみても非常に興味深いのです。

IZM:キュヴェ<ビユ・ド・グルナッシュ>の熟成にはオーストリアの樽メーカーストッキンジャーStockingerの新樽を20%用いていますが,一般にストッキンジャーの樽で熟成したワインにはフィネスが備わると聞きます。フランス産の樽ではなくストッキンジャーを選ぶのは何故ですか?

G:トレヴァロンにいた時に,ストッキンジャーの樽で熟成させたシラーとカベルネの味の素晴らしさを知りました。バルタサッドのグルナッシュとストッキンジャー製樽との相性(彼はここでもマリアージュという言葉を使う)は素晴らしい結果をだしました。

IZM:サンソー100%のキュヴェはあまり見かけませんが,100%で造った理由を教えて下さい。

G:初めはサンソー100%のキュヴェを造るつもりはありませんでした。ですが,発酵槽の中でマロラクティックが終わり,ガメイとピノ・ノワールを足して割ったような,デリケートな果実とフローラルの表現を前に,私達はすぐに心を奪われました。その時それを完全にそのままの状態で残したいと思ったのです。これが私達の初のキュヴェとなりました。そしてボトリングをする前からすでに予約で完売状態となり,大きな成功を収めました。

IZM:これまでで最も感銘を受けたワインを教えて下さい。

G:ガングロフのコート・ロティ“ラ・セレン・ノワール”99,コシュ・デュリのムルソー,トレヴァロン90&01,シャトー・ラヤスのシャトー・ド・フォンサレット・シラー 90,ドニ・モルテのジュヴレ・シャンベルタン プルミエ・クリュ ラヴォー・サン・ジャック01,ドメーヌ・ドーヴネのオークセイ・デュレス・レ・クル04,ベガ・シシリアのウニコ01,ドメーヌ・ド・ラ・グランジュ・デ・ペール04。

Copyright@IZUMI TRADING CO., LTD. All rights reserved.