Sodamagri IGT Maremma Toscana, Rosso/ソダマグリ(マレンマ・トスカーナ) 赤 2007
*ワイン名:ソダマグリ 赤 *原産国/地方:イタリア/トスカーナ地方
*原産地呼称:マレンマ・トスカーナ(IGT)
*ブドウ品種:シラー100%
*アルコール度数:14%
*醸造: 手摘みで収穫したブドウを厳格に選別し,ステンレス・タンクで発酵を行う。発酵温度は28-32度で,発酵期間は7-8日間。20日間の果皮浸漬を行ってから圧搾し,フレンチ・バリック(新樽比率80%)で,15ヶ月間熟成。さらに12ヶ月の瓶内熟成を経てリリース。総生産量6,800本。

*コメント: シラー100%で醸されるフォルテディガのフラッグシップ・ワイン。『ワイン・アドヴォケイト』で3年連続90点。『ワイン・スペクテーター』では2006年物が92点,2007年物が93点を獲得。

ソダマグリとは,硬く生産性の低い土地という意味。この名前が付けられたのは,古来この地一体が“ソダマグリ”と呼ばれていたため。この場所は石が多く,昔は管理が難しかったが,ブドウ畑には非常に適した土壌。

*テイスティング・コメント: 深いルビー・レッドの色調。強烈な赤いベリーとプラム,チョコレートのアロマにスパイスやトーストしたニュアンスの香りが続く。豊かでバランスがよく,柔らかなタンニンとミネラル,そして最高のストラクチャーを備える。ローストした赤身の肉や野鳥獣の肉,長期熟成したチーズとのマリアージュがおすすめ。

『ワイン・アドヴォケイト177号(2008年6月号)』のコメント
・・・2005年のソダマグリ・シラーは,ブルーベリー,ブラックベリー,スパイス,トーストした甘いオークの途切れなく続く豊かな香りが溢れ出す。柔らかく撫でるような舌触りで,シラー特有の香りやフレーヴァーがどっと押し寄せるというよりは,果実の持つ明らかな個性が特長。今はまだマレンマがシラーに適した土壌であるか確認している段階だが,個人的にはこのキュヴェがヴィンテージを重ねるごとに複雑味を増すことを期待している。このヴィンテージは非常に難しい年ながら,ここまでバランスの取れたワインに仕上げた努力は称賛に値する。飲み頃2008-2015年。

醸造家のアルベルト・アントニーニは,世界中で彼が関与している多くのプロジェクトのコンサルタントでもよく知られている。彼はトスカーナのマレンマに自身で所有するフォルテディガの畑でもワインを造っている。
★90/100点(評価:2005VT)

『ワイン・アドヴォケイト184号(2009年8月号)』のコメント
・・・2006年のシラー,ソダマグリは熟れたフル・ボディのワインで,ダーク・フルーツが炸裂する。豪華なバランスで,長く洗練されたフィニッシュを有する。ヴィンテージを重ねるにつれソダマグリは複雑さを増し,このワインがどのレベルまで達することができるか楽しみである。2006ヴィンテージのソダマグリは,現在調和が取れ,美味なマレンマのワインで,果実味が生き生きしているうちに飲むことがベスト。 ★90/100点(評価:2006VT)

『ワイン・アドヴォケイト191号(2010年10月号)』のコメント
・・・ソダマグリの2007年物は輝くような赤い果物や繊細な花の香りを発散。このワイナリーとしては上品なスタイル。エレガントで絹のようなタンニンが余韻を包む。この品種の個性がより表れれば,さらに心地よくなるだろう。熟成とともにそうなることを期待したい。2010-2017年が飲み頃 ★90/100点(評価:2007VT)

『ワイン・スペクテーター 2007年10月31日号』のコメント
・・・ブラックベリーやカンゾウ,香辛料などの大変魅力的なアロマで,ミディアムからフル・ボディの味わいで,上品なタンニンと豊かな余韻がある。素晴らしいフィニッシュ。注目すべき新ワイナリー。 
★90/100点(評価:2004VT)


『ワイン・スペクテーター(2009年/ウェブ・サイト)』のコメント
・・・スパイス,ダーク・ベリーと肉を思わせる興味深いアロマに続き,フル・ボディで大きくヴェルヴェットのようなタンニンが現れ,ミルク・チョコレート,ベリー,カプチーノの余韻が残る。香ばしい新樽の印象が顕著。 
★92/100点(評価:2006VT)

『ワイン・スペクテーター(2010年10月号)』のコメント
・・・ジューシーでソフト,そして柔らかい口中。肉や熟した果物,香辛料などのノート。リッチでまろやかで深みのある素晴らしい果実味。何年か寝かせれば,すべてがより親しみやすくなるだろう。 
★93/100点(評価:2007VT)