HOME >> 生産者情報 >> フォルテディガ(イタリア/トスカーナ地方) 

↓INDEX↓
天才エノロゴ
アルベルト・アントニーニ
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<フォルテディガ>の
ロケーション
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<フォルテディガ>
誕生の経緯
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フォルテディガの哲学
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栽培について
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醸造について
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各種ワイン・ガイドの評価
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ワインスペクテーター
ワインメーカー・トーク
アルベルト・アントニーニ
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フォルテディガのワインを
取り扱うレストラン
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各キュヴェの詳細
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◆天才エノロゴ,アルベルト・アントニーニ◆

 アルベルト・アントニーニ/Alberto ANTONINIの名前を知らない者はいないだろう。
*画像右:アルベルト・アントニーニ→

 彼は2003年のヴィネスポで発表され,全世界に衝撃を与えたあのテスタマッタを醸造した天才エノロゴ。フィレンツェ大学とボルドー大学,そしてカリフォルニア大学デイヴィス校で醸造学を修め,数ヶ国語を自在に操るアントニーニは,1996年までアンティノーリで醸造長を務めていた。現在はフリーのエノロゴとして,ビービー・グラーツ,ラ・クエルチェ,ポッジオ・アル・テッソーロ(デディカート・ア・ウォルター),ポデーレ・サン・ルイジ(フィデンツィオ)といったイタリアのアツィエンダのみならず,スペイン,チリ,アルゼンチン,カリフォルニア,オーストラリア,南アフリカなどにも活躍の場を広げている。驚くことにカリフォルニアのオー・ボン・クリマも,今やアントニーニのコンサルタントを受けているのだから,まさに世界を股にかける天才醸造家である。

 そのアントニーニが2001年,ボルゲリ,スヴェレートに続く,今トスカーナで最もホットなエリアであるマレンマに畑を購入し,シラー,カベルネ・ソーヴィニヨン,カベルネ・フランを植樹して自身のワイン造りに乗り出した。アントニーニ渾身のトスカーナ・ワインは初リリースの2004年物から,『ルカ・マローニ』,『ヴェロネッリ』,『ワイン・スペクテーター』,『ワイン・アドヴォケイト』など専門誌で称賛を集めている。

◆フォルテディガのロケーション◆

 フォルテディガは,ボルゲリ,スヴェレートに続き,今,トスカーナで最も注目を集めているブドウ栽培地マレンマ地方のロッカストラーダ/Roccastradaにある。
※別ウィンドウでフォルテディガのロケーションをご確認いただけます。

 ロッカストラーダはマレンマ地方の中心都市グロセット/Grossetoの約20キロ北に位置するため,グロセットの南に広がるモレリーノに比べ,かなりスヴェレート寄りとなる。モレリーノと比較した場合,海に近く,夜気温が下がるというミクロクリマを備えている。フォルテディガの畑は丘に囲まれた南西向きの斜面で,ティレニア海に注ぐブルナ/Bruna川が近くを流れている。

 スヴェレートからは約48キロ南に位置しているが,温暖な冬に暑い夏という気候,そして,海に近く,昼夜の気温差がある点は,スヴェレートと共通している。

 スヴェレートとの違いは,スヴェレートの土壌のほとんどが肥沃であるため,マレンマと比べて畑の植樹比率が高いこと,またスヴェレートでは平坦な畑が目立つということが挙げられる。

 フォルテディガの畑は標高100-150メートルで,粘土や花崗岩にミネラル分が混ざった土壌で,水捌けが良く,ブドウ栽培に適したテロワール。
・所有面積:45ヘクタール
・栽培面積:25ヘクタール
・畝幅:1.90メートル
・株幅:0.75メートル
・植樹比率:1ヘクタールあたり7,020本
・剪定法:コルドン
・台木:420A,1103P,504,110R
・地質:砕石5%,砂35%,シルト(砂礫)25%,粘土35%
・活性石灰:3-5%(カルシウム炭酸塩とアンモニウムシュウ酸塩)
・pH:8-8.5
・栽培品種:シラー6.5ヘクタール,カベルネ・ソーヴィニヨン6.0ヘクタール,
カベルネ・フラン6.0ヘクタール,サンジョヴェーゼ6.0ヘクタール,
トラミネール0.5ヘクタール
◆夢の実現のために設立・・・ <フォルテディガ>設立の経緯◆


 フォルテディガは2人の男が夢の実現のために立ち上げたプロジェクト。その誕生は,アルベルト・アントニーニと,フィレンツェでワイン・ショップ<エノテカ・カルロ・ラヴリ/Enoteca Carlo Lavuri>を経営するカルロ・ラヴリとの出会いから始まる。2人の関係は1990年代初頭にさかのぼり,ワイン業界で様々な経験を共にしてきた。同じトスカーナに住む2人は地元に強い愛着を持っており,自然となにか新しいワイン・プロジェクトをトスカーナで実現しようと考えるようになった。マレンマを選んだ理由は,キァンティやモンタルチーノのようにすでに有名になっている栽培地に比べ,選択肢が多かったからだ。広大な土地があり,気候も素晴らしく,日照が多いマレンマは,彼等が求める最適な地であったのだ。


 現在の畑の場所との出会いは,カルロ・ラヴリのエノテカの顧客で,その後,フォルテディガのプロジェクトにも参加することになる友人の紹介によるものだった。早朝,この土地を訪れた2人の目を引いたのは,13世紀に造られた古いダムの跡だった。眼前にダムを囲っていた石の壁=ムラッチ/Muracciが出現し,それはまるで劇場のように美しい様相であった。丘に囲まれた標高150メートルの南西向きの斜面,海からはわずか15キロしか離れていないその場所は,日中はとても暑く,夜は海風によって気温が下がるという特別なミクロクリマの恩恵を受けていた。美しい土地に特別な土壌,そこは,まさにブドウ栽培にうってつけの場所だったのだ。一目でこの地に魅せられた2人は,ここにプロジェクトの基盤を置くことを決断。2000年に45ヘクタールの土地を購入し,世界に通用する最高品質のワインを造る夢に向かって,スタートを切った。ワイナリー名のフォルテディガは,ダムの跡であるムラッチに由来する造語。ダムが強さの象徴であることから,イタリア語で強さを意味するフォルテ/forteと,ダムを意味するディガ/digaをつなぎ合わせてブランド名とした。  *画像右上:カルロ・ラヴリ


(画像上)ムラッチ=ブルノ川を遮る石壁。グイドッチオ・ダンドレア/Guidoccio d'Andreaの設計で,
1462年にシエナ共和国が魚の養殖のために造り始め,1481年に完成したダム。
完成の11年後,洪水により決壊,近郊の土地に大きな損害を与えた。上の画像は,今も残る石壁の跡。

 当初からカベルネ系のワインを造ることを目標としていた2人だが,世界各国で経験を積んだアントニーニが,フォルテディガのテロワールにはシラーが合うと直感。地質調査でもこれらの品種が土壌とミクロクリマに適していることが科学的に裏付けられると,2001年にシラー,カベルネ・ソーヴィニヨン,カベルネ・フランを植樹。植樹にあたっては,地質学者であり,ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティを筆頭に,故アンリ・ジャイエやルロワ,ジャック・セロス,イタリアでもアンジェロ・ガイアやアンティノーリ,カーゼ・バッセ(ジャン=フランコ・ソルデラ),サン・レオナルド,カ・デル・ボスコ,イゾレ・エ・オレーナ,ヨスコ・クラヴナーなどの顧客を抱える天才フランス人苗木家,ピエール=マリー・ギョームが,フォルテディガに適したクローンと台木を選別した。


(画像上)2004年の畑

 こうして,2004年に初めてブドウが収穫され,カベルネ/シラーソダマグリサレブロの3つのワインが造られたのである。初ヴィンテージから世界中のワイン専門誌で称賛されているのは既述したとおり。ワイナリーの面積は45ヘクタールで,現在,ブドウ栽培に適した25ヘクタールでブドウの栽培が行われている。


(画像上)2007年の畑
◆各キュヴェの詳細◆
Cabernet-Syrah (IGT Maremma Toscana), Rosso
/カベルネ=シラー(マレンマ・トスカーナ) 赤 2008  ==>> 詳細はこちら
Sodamagri (IGT Maremma Toscana), Rosso
/ソダマグリ“シラー”(マレンマ・トスカーナ) 赤 2007 ==>> 詳細はこちら
Salebro (IGT Maremma Toscana), Rosso
/サレブロ(マレンマ・トスカーナ) 赤 2007  ==>> 詳細はこちら
Vermentino (IGT Maremma Toscana), Bianco
/ヴェルメンティーノ(マレンマ・トスカーナ) 白 2010 ==>> 詳細はこちら
Trama (IGT Maremma Toscana), Bianco
/トラマ(マレンマ・トスカーナ) 白 2007 ==>> 詳細はこちら
Olio Extra Vergine di Oliva
/オリオ・エクストラ・ヴェルジーネ・ディ・オリーヴァ 2010 ==>> 詳細はこちら

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