Nectar Dei IGT Maremma, Rosso
ネクター・デイ(DOC マレンマ・トスカーナ) 赤
*ワイン名:ネクター・デイ
*原産国/地方:イタリア/トスカーナ州
*原産地呼称:DOC マレンマ・トスカーナ
*ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン40%、
メルロー20%、シラー20%、
プティ・ヴェルド15%、その他5%
*アルコール度数:14%
*醸造
 50ヘクトリットルと105ヘクトリットルの2種類のステンレス・タンクで発酵とマセレーションが行われる。発酵温度は28-30度、発酵期間は15日間。その後、ミディアム・トーストのアリエ産バリック(新樽、1年樽、2年樽各1/3ずつ)で16ヶ月熟成。これらのバリックは、ナダリー社製及びダンプトス社製のもの。ナダリー社製のミディアム・トーストのバリックといえば、あの元祖スーパー・タスカン サッシカイアの熟成に使われている。また、ダンプトス社製のバリックはシャトー・ヴァランドローが採用しており、どちらの樽も超一流。カルロ・フェリーニの樽に対する強いこだわりだ。樽熟成後は清澄をせず、非常に軽い濾過の後瓶詰される。瓶内熟成6ヶ月。

 ネクター・デイはスーパー・プレミアム・ワインであり、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラー、プティ・ヴェルドの特別なキュヴェで、1183年の文書で発見されたニッタルディの古称から命名された。ニッタルディの伝統に基づき、新ワインの最初の1本は、ローマ法王ベネディクト16世に献上された。それは16世紀のオーナー、ミケランジェロ・ブオナロティが、自身の言葉「純粋なニッタルディのワイン」を添え、ローマ法王ユリウス2世とレオ10世にワインを献上することで、その敬意を表したことと同じである。 ネクター・デイ誕生までの経緯こちらまで。




*エチケットのデザイン
 フィレンツェ出身のグラフィック・デザイナー兼写真家であるカテリーナ・デ・レンツィス・ソニーノ男爵夫人が担当。彼女がこれまで手掛けたエチケットは、アルジャーノのソレンゴ、テヌータ・サン・グイドのサッシカイアの弟分グイダルベルト、アンティノリのピアン・デル・ヴィーニュ・ブルネッロ・ディ・モンタルチーノなど、超一流のワインのみ。



*各誌の評価
『ルカ・マローニ』  ★97点  (評価:2018VT)

『ジェームス・サックリング』  ★95点  (評価:2018VT)