HOME >> 生産者情報 >> シャトー・パラディ(フランス/プロヴァンス地方) 
↓INDEX↓
◆ドメーヌの歴史◆
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◆栽培について◆
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◆ドメーヌの立地と
テロワールついて◆
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◆白ワインとロゼワインの
醸造について◆
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◆赤ワインの
醸造について◆
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◆各キュヴェの詳細◆
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◆各誌の評価◆
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 南ローヌとの境界に位置するAOCコトー・デクサン・プロヴァンスに超重量級ドメーヌが誕生した。パーカーポイント100点満点ドメーヌ、シャトーヌフ・デュ・パプ レ・カイユ(アンドレ・ブルネル)の元セラー・マスターが栽培と醸造の責任者を、タルデュー・ロランのミッシェル・タルデュー、そして<ローヌのミッシェル・ロラン>ことフィリップ・カンビが醸造コンサルタントを務めるシャトー・パラディだ。シャトーヌフ・デュ・パプ レ・カイユ とタルデュー・ロランは、もはや説明不要のローヌの超一流の造り手だが、もう一人の醸造コンサルタントであるフィリップ・カンビも凄い。パーカーポイント100点満点を8度獲得したシャトーヌフ・デュ・パプのクロ・サン・ジャンを筆頭に、100点満点2回のレ・カイユ、1回のクロ・デュ・カイユ、同じく1回のサン・プレフェなど、南ローヌを本拠に実に40以上のドメーヌをコンサルタントしている<パーカーポイント1200点満点>の天才敏腕醸造家だ。つまりシャトー・パラディのワインは、ロバート・パーカー100点満点の常連達である南ローヌのオールキャストが一同に結集して生まれたドリームワインなのである。事実、結果はすぐさま評価に現れた。2006年物と2007年物の赤ワインがパーカーポイント91点を、そして赤のトップ・キュヴェの2007年物がパーカーポイント92-95点を獲得したのである。これは、同ヴィンテージのシャプティエのエルミタージュ ル・パヴィヨン(92-94点)を超越し、ギガルのコート・ロティ ムーリーヌとランドンヌ(93-95点)に肉薄する評価である。ご存知のようにル・パヴィヨンは過去4回、ランドンヌは過去7回、ムーリーヌは過去9回パーカーポイント100点満点を獲得している世界的なオークションワインであるから、この評価がいかに偉業であるかお分かり頂けるだろう。また、ブラインドでこのワインを味わった東京の最高級フレンチ・レストランのシェフソムリエは、このテール・デ・ザンジュを「2010年に最も心に残ったワイン」としてワイナート誌に選出。このように、シャトー・パラディは新興の蔵元でありながらも、日米の巨匠を一発で魅了した驚くべきドメーヌなのである。ご期待下さい!
 現在シャトー・パラディがある葡萄畑は古くから存在し、葡萄栽培も行われていたが、たびたび所有者が代わり、造られるワインも平凡な品質であった。しかし、2003年、輸入雑貨の販売で財を成した実業家のPhilippe et Juliette Deschampsフィリップ&ジュリエット・デシャン夫妻がシャトー買収。大規模な投資を行い、畑と醸造施設を大幅に改修。状態の悪い葡萄の引き抜き、再植樹、グラヴィティー・システムを備えた醸造所の建設、18世紀の邸宅の復元など、あらゆる面で超一流品質のワイン造りに乗り出した。

 デシャン夫妻は、タルデュー・ロランの本拠地であるルールマランにある、南ローヌのワイン愛好家の集うミシュラン一ッ星レストラン<La Feniereラ・フニエール>で、料理長ギィ・サミュの紹介でMichel Tardieuミッシェル・タルデューに出会った。デシャン夫妻のワイン造りにかける熱意に打たれたミッシェル・タルデューは、その場でシャトー・パラディの醸造コンサルタントを務めることを快諾した。

 その後、ミッシェル・タルデューの伝手で、パーカーポイント100点満点ドメーヌであるシャトーヌフ・デュ・パプ レ・カイユ(アンドレ・ブルネル)でセラー・マスターを務めていたフランソワ・ティソが、シャトー常駐の栽培と醸造責任者に、そして<ローヌのミッシェル・ロラン>Philippe Cambieフィリップ・カンビが、もう一人の醸造コンサルタントに就任し、超一流を目指すワイン造りが始まった。そして2011年にドメーヌを購入したXavier et Odile Thieblinグザヴィエ&オディール・ティブラン夫妻が新たなオーナーとなり、翌年には50haのブドウ畑を購入。ドメーヌの畑は30haから80haへと拡大した。2014年には7.5haにグルナッシュ、シラー、サンソーとプロヴァンスの伝統品種ロールを植樹。2017年には2haを更に増やし、4〜5年後以降アッサンブラージュに加わる予定だ。  
ミッシェル・テルデュー フィリップ・カンビ
・ミッシェル・タルデュー(写真左)
 ブルゴーニュのドミニック・ロランとの共同出資で1994年に「タルデュー・ロラン」を設立。ヴェルジェやドミニック・ロランに並ぶスーパーネゴシアンに育てあげ、今や比類なきローヌの超一流ワインを生み出す。「タルデュー・ロラン」のワインは全てミッシェル・タルデューが醸造を手掛けている。
・フィリップ・ガンビ(写真右)
 パーカーポイント100点満点を8度獲得したシャトーヌフ・デュ・パプのクロ・サン・ジャンを筆頭に、100点満点2回のレ・カイユ、1回のクロ・デュ・カイユ、同じく1回のサン・プレフェなど、南ローヌを本拠に実に40以上のドメーヌをコンサルタントしている天才敏腕醸造家。
 栽培は2003年以来、リュット・レゾネで行われているが、すでに有機栽培とバイオダイナミックの手法を導入。しかし、有機栽培とバイオダイナミックの実践は認証を受けることが目的ではない。畑の環境を遵守し、葡萄樹がテロワールに適合し、ワインの味わいに反映されることを最大の目的としている。ドメーヌの畑では、土壌の微動物相や微植物相が発達するように、自然な形で草を生やしている。しかし、非常に粘土質が強い土壌であるため、1年に1回、4月に畝の間を除草している。また、バイオダイナミック農法でも使われる植物性のコンポストを畑に散布している。

 収量は葡萄自身で自然に調整されることが理想という哲学。ドメーヌの畑は北西に向いているため、収量があまり上がらない涼しいクリマを享受していることもその理由。しかし、赤ワイン用葡萄品種の区画は、収量が葡萄自身で自然に調整される状態に至っていないため、グリーン・ハーヴェストを施し、収量を制限している。

 選定方法は全てダブル・コルドン・ロワイヤル。赤ワイン用葡萄品種は1株につき短枝6本。白ワインとロゼワイン用葡萄品種は1株につき8本を残す。5月に全ての畑で芽かきを行い、1枝につき2芽の若枝を残す。適芯においては、光合成が促進されるように可能な限り短く調整している。除葉に関しては、赤ワイン用葡萄の区画でのみ実施し、日の出の方角にある葉のみを取り除いている。収穫の際には赤ワイン用葡萄で1株につき8〜10房。白ワインとロゼワイン用葡萄で1株につき10〜12房を残している。収穫は全て手摘みで行い、選果台を用いて、状態の悪い葡萄は全て取り除いている。ドメーヌは、2019年8月19日付けでフランス農水省公認環境保全農業認証「HVE認証(環境価値重視 Haute Valeur Environnementale)」の最も厳しいレベル3の認定を受けた。
 シャトー・パラディの畑は、トレヴァレス山脈の北東の支脈にあるデュランス台地、標高400mに位置し、昼夜の気温差が15〜37度と日較差が大きい。また背後にサント・ヴィクトワール山がそびえており、ミストラルによって換気されるので、ブドウの成熟に好ましい条件を備えている。大部分が、粘土石灰質の砂利と泥土石灰質の砂の土壌で、この多様性に富んだ地質がドメーヌのワインに複雑さを与えている。粘土は力強さと骨格のある香りを、砂はフィネスと、繊細で花を思わせるノートを、石灰質は丸みとしなやかさ、そしてミネラルと果実味のノートをワインに与える特徴がある。

 ドメーヌでは、同じアペラションの他のドメーヌと一線を画するシャトー・パラディのワインの特徴は、軽やかな地中海スタイルのシリーズ<コトー・デクサン・プロヴァンス シャトー・パラディ>と、作柄の良い年にしかリリースしないローヌスタイルの<テール・デ・ザンジュ>に分けられる。カベルネ・ソーヴィニョンに由来するプロヴァンスの個性を残しながら、完熟したシラーとグルナッシュに由来するロ−ヌワインの個性を備えていること、そして南仏としては比較的涼しい北向きの粘土性砂質土壌のおかげで、ワインにフレッシュさとミネラルがあることと考えている。シラーとグルナッシュはヴァケラスとジゴンダスのブドウ木のマッサルセレクションを用いているので、ローヌのスタイルが継承されている。カベルネ・ソーヴィニョンはボルドーのシャトー・ラ・ラギューヌのかつての所有者であるジョルジュ・ブルネ氏によってコトー・デクサン・プロヴァンスへ持ち込まれた。

 シャトー・パラディは、南ローヌのAOCコート・デュ・リュベロンに隣接する場所(下の地図の赤い矢印)に位置する。東から西に流れるDuranceデュランス川を挟み、北がコート・デュ・リュベロン(下の地図の薄黄色の部分)、南がコトー・デクサン・プロヴァンス(下の地図の青色の部分)。

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 完全に除梗し、空気圧圧搾機で圧搾。その後、ステンレスタンクで発酵と熟成を行う。発酵は低温(15〜18度)で行い、約20日間。発酵の最終段階に1日1回のバトナージュを施す。引き続きステンレスタンクで熟成。白ワインはシュール・リーの状態で熟成を行い、1ヶ月に1回バトナージュを施す。熟成終了後、ごく軽く濾過を行って瓶詰め。


 100%除梗し、低温マセレーションを5日間施す。その後、自然酵母のみで、内部コーティングされていないコンクリートタンクで発酵を行う。発酵温度は22〜25度で発酵期間は約20日間。この間、1日1〜2回のポンピングオーバーを実施する。発酵の初期段階では1日2〜3回のデレスタージュを実施。発酵の最終段階では1日1〜2回のパンチングダウンとバトナージュを行う。発酵期間を含む果皮浸漬の期間は30〜40日。その後、空気圧圧搾機で圧搾を行う。プレスワインは一切使用せず、フリーランワインのみを使って熟成を行う。熟成は、一部はコンクリートタンク、グルナッシュやシラーはタンニンを和らげ独特のフィネスとアロマを与えるフランス製トロンコニック(円錐形)オーク大樽で、カベルネ・ソーヴィニヨンはしなやかさを出すため主にバリック(容量228リットル)で熟成させる。バリックの樽会社はSeguin Moreauスガン・モローとDmayダミー。樽の焼きはML(フランス語でmoyenne longueモワイエンヌ・ロングの略)。熟成はシュール・リーの状態で行う。熟成期間はヴィンテージやキュヴェに応じて12〜18ヶ月。アッサンブラージュは瓶詰めの直前に行い、無清澄・無濾過で瓶詰めする。

 2014年、シャトー・パラディでは赤ワインの醸造用に、フランス製トロンコニック(円錐形)オーク大樽を2基購入し、さらなる設備投資を行った。1基の容量45hlはバリック20個分に相当。通常の円柱型タイプとは異なり、樽の上部が下部に比べて狭まった円錐型の大樽は赤ワインに艶をもたらす微妙な酸素供給が可能。

 2017年6月の時点での輸出先はアメリカ、イギリス、スイス、ヨーロッパ諸国、日本、ロシア、タイ、香港、上海、オーストラリア。
EssenCiel AOC Coteaux d'Aix-en-Provence, Blanc
/エッセンシエル(コトー・デクサン・プロヴァンス) 白 ==>> 詳細はこちら
EssenCiel AOC Coteaux d'Aix-en-Provence, Rose
/エッセンシエル(コトー・デクサン・プロヴァンス) ロゼ ==>> 詳細はこちら
EssenCiel AOC Coteaux d'Aix-en-Provence, Rouge  *参考品
/エッセンシエル(コトー・デクサン・プロヴァンス) 赤 ==>> 詳細はこちら
Chateau Paradis AOC Coteaux d'Aix-en-Provence, Blanc
/シャトー・パラディ(コトー・デクサン・プロヴァンス) 白 ==>> 詳細はこちら
Chateau Paradis AOC Coteaux d'Aix-en-Provence, Rose
/シャトー・パラディ(コトー・デクサン・プロヴァンス) ロゼ ==>> 詳細はこちら
Chateau Paradis AOC Coteaux d'Aix-en-Provence, Rouge  *参考品
/シャトー・パラディ(コトー・デクサン・プロヴァンス) 赤 ==>> 詳細はこちら
Terre des Anges AOC Coteaux d'Aix-en-Provence, Rouge
/テール・デ・ザンジュ(コトー・デクサン・プロヴァンス) 白 ==>> 詳細はこちら
Terre des Anges AOC Coteaux d'Aix-en-Provence, Rouge
/テール・デ・ザンジュ(コトー・デクサン・プロヴァンス) ロゼ ==>> 詳細はこちら
Terre des Anges AOC Coteaux d'Aix-en-Provence, Rouge  *参考品
/テール・デ・ザンジュ(コトー・デクサン・プロヴァンス) 赤 ==>> 詳細はこちら
Pream'Bulles Brut Vin Mosseux de Qualite, Rose
/プレアンビュル ブリュット ロゼ NV ==>> 詳細はこちら

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